【リラックスしよう】脳梗塞の後遺症で、左腕に痺れと痙縮があります。身体が少し不自由ですが、無理をしないでリラックスしてのんびり生きるようになりました。

ゆっくり、のんびり生きる

yukkuri
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ゆっくり生きると楽だ

脳梗塞で4週間入院した後、退院して仕事に復帰してからもうすぐ1年になろうとしています。

まだ少し後遺症が残っていて、今でも左手が思うようになりません。かなり強いしびれと、軽い痙縮あり、箸を持つことができないのです。

私は左利きで右手で文字を書くこと以外は、ほとんど左手が主になります。

仕事は、塾・予備校の講師なので左手が不自由でもできると思っていましたが、いざ仕事に復帰すると、思うように文字を書くことができません。

講師なので左手が不自由でもできると思っていましたが、いざ仕事に復帰すると、思うように文字を書くことができません。

まるで幼稚園の子供が書くような下手くそな文字になってしまうのです。

文字を書くのに左手は全く関係がないと思っていたのですが、どうやら微妙に左手のバランスも必要なようです。

初めはミミズが張ったような文字を書くのは恥ずかしい事でしたが、2、3ヶ月もすると少し慣れてきて、ゆっくりゆっくりと書けばそれほど見苦しくなくなってきました。

生活のほうも、左手が不自由なので何事にも時間がかかり、できないこともたくさんあります。

はじめのうちは、できないことがあったり、できても時間がかかるということでイライラしたりしました。

でも、そういう生活を数ヶ月も続けているうち、どういうわけかイライラすることも少なくなってきました

何をするにも時間がかかるということに慣れてきたのでしょうか、「ゆっくりしたらいいや」という考え方ができるようになってきました。

この「ゆっくりする」という生活の仕方が、妙に気持ちを落ちつかせてくれることに気がつきました。

今では、何事もあせらず急がず、ゆったりとした気持ちで「ゆっくりやる」という生活スタイルが好きになっています。

他人が見たら「なんとのろまな」と思うかもしれませんが、私にとればストレスがたまらない素晴らしい生き方です。

ゆっくり行動する。慌てすぎないほうがうまくいく

「ゆっくりやる」という生活を送るようになってから、「慌てたり焦ったりしない」という態度が身についてきました。

他人からすれば、このゆっくりというのはそばで見ていて「イライラするもの」かもしれません。

でもやっている本人は全くイライラしないのです。

人はしなければならない仕事があります。予定やなすべきことがびっしり詰まっているとそれが重荷になり、ストレスをため込んでしまいます。

しかしよくよく考えてみると、何事も落ち着いて着実にやっていくほうがはかどるものです。

ここで注意したいのは、「ゆっくりと、のんびりとは違う」ということです。

「ゆっくりする」というのは、余裕を持って着実に行動するというこです。

「のんびりする」というのは、何の予定もなく、しなければならないこともない状態をいいます。

これは、たまっているストレスを軽減させ気持ちをリフレッシュさせる効果があると思います。

「ゆっくり」と「のんびり」は違う

「のんびり」とは、心身がゆったりと落ち着いていて、何事にも制約を受けずに心の赴くままに行動することをいいます。

すなわち、日常の煩わしいことや嫌なことも忘れて行動するのですから ストレスも感じません。

ですから、「のんびり」すると心が癒されて、心のエッセンスになり、穏やかになれるのです。

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のんびりすることは悪くない!

日本人は勤勉なので、のんびりと過ごすことには罪悪感が伴うようです。

「こんなに休んではいけない、もっと一生懸命働きたい」などと、働くことに生きがいを感じている人も多いようです。

ですから、会社で決められた長期休暇を取得してのんびりと過ごしていると、「あいつは本来仕事が好きではないんだ」などと揶揄する人も出てくるでしょう。

のんびりして心身の疲労回復に努めていても、気持ち的にゆっくりとしていられないのです。

しかし、最近ではは、諸外国のバカンスの意味も正しく理解して、日本人も長期休暇を取得して有効に使うという習慣が芽生えて来ています。

のんびりを適度に取り入れよう!

「のんびりする」というと、何にもしないでダラダラ過ごすことと思っていると、それは間違いです。

「のんびりする」とは、 仕事のことや日常生活の煩わしいことを忘れて、気楽に時間を楽しむことです。

せっかくの長期休暇だから、あそこに出かけてあんなことをして、などと過密スケジュールを立てて過ごす人もいます。

それもある意味では、日頃のストレスから解放されて「のんびり」できることなのですが、本来の「のんびり」とは違います。

「のんびり」とは、働きづめの生活の中に、仕事を忘れた制約のない時間を確保することなのです。

これは、長い階段の途中の踊り場のようなものです。

仕事や人生という階段を登り始めると、いったんどこかの段階で「のんびり」の踊り場が必要なのです。

「のんびり」を適度に取り入れると、心身ともに回復するでしょう。

メリハリが大事

「のんびり」するということは、仕事においても人生においてもメリハリをつけるということです。

前に一生懸命に進んでいる時に、一時休憩を取るということです。

この休憩を取るという行為は、スイッチのONとOFFのことです。

ONの状態からOFFに切り替えて「のんびり」を取り入れること。

仕事の効率を上げるためにも、仕事とのんびりの休息のメリハリが重要だと思います。

のんびりすることで得られるメリット:まとめ

ストレスが軽減する

のんびりすることで、当面の難しい人間関係や仕事のことを忘れることができます。

疲れがとれる

体を休めるようにのんびりすると、日頃の疲れも取れるでしょう。

忙しい仕事で、体に蓄積した疲労を取るためには、やはりのんびりすることが必要です。

忙しい中を思い切って休んで、体をのんびりさせてあげましょう。

新しい発想が生まれることも

発明家やクリエーターは、風呂やトイレに入っている時にふいに面白い発想が湧くことがあるそうです。

普通の人でも、お風呂やトイレ以外には通勤中、散歩中、睡眠中、お酒を飲んだ時などに新しい発想が生まれやすいといわれています。

つまり、脳がリラックスしている時に、新しい発想が生まれやすいのです。

のんびりしていると、新しい発想や面白いアイデアが浮かぶことが多くなるようです。

エネルギーを充電できる

仕事のことも煩わしい人間関係も忘れるぐらいにのんびりすることで、心身ともにリラックスすることができます。

日頃のストレスや緊張で、自律神経のバランスが崩れていることがよくあります。

ストレスや緊張がある状態では、どうしても交感神経の方が優位になってしまい、興奮状態になったままとなります。

精神的に疲れてしまうので、睡眠不足や高血圧などで正常な活動ができなくなってしまいます。

そんな時には、ゆっくりと休んでのんびりすることが必要です。

のんびりすることで、仕事の活力やエネルギーを充電することができるのです。

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