退院後初めて自分で爪を切った
昨年の3月初めに、軽度の脳梗塞を患い4週間入院しました。
退院時は、左足に軽い痺れがあったのですが、少し傾きながらでも何とか歩ける状態でした。
しかし、左腕のほうは痺れと痙縮がひどく、ほとんど使えない状態でした。
でも、仕事では左手を使うことはないので退院して1週間、家で休息してから仕事に復帰しました。
私は塾の講師をしています。元来左利きなのですが、字だけは右で書きます。
それで、ホワイトボードに字を書くのにそれほど不自由しないだろうと思っていたのですが、いざ書いてみると幼稚園の子供が書くようなひどい字になってしまいます。
これは、左手もバランスを取るのに何らかの役目を果たしているからでしょう。
このひどい字は、徐々に良くなってきてはいるのですが、いまだにきれいに書けません。
仕事に復帰した当時は、3、4ヶ月で左腕の痺れも痙縮も良くなって左手で箸を使えるようになり、半年もすればほとんど後遺症がなくなるだろうという甘い考えを持っていました。
しかし、意に反して後遺症はなかなか良くなってきません。
今でも箸を使えずに、下手な右手でご飯をこぼしながら食べている状態です。
暖かくなってきて、少しずつ左腕の状態も良くなってきた
最近、暖かくなってきたせいか、少しずつ左腕の状態も良くなってきそうな気がしています。
それで気分が明るくなり、今日、退院後初めて自分で爪を切ってみました。
右手で、爪切りを左手に持たせて、少しだけ動かせるようにします。
大きくハンドルを動かすとすごく不安定になってしまうので、爪がちょうど入る位の隙間を開けて、ちょっと押すだけで切れるように左手に持たせるわけです。
その状態で、左手はまだ思うように動かせないので、右手の爪を爪切りのところにうまく挟み込んで爪を切っていきます。
とても危なっかしい感じなのですが、それでも20分位で両手の爪を切ることができました。
これは私にとっては、素晴らしい進歩でとても嬉しいことです。
左手の指先の感覚も少し良くなってきている感じがします。
キーボード入力に左手も使った
キーボード入力に左手も使うように1ヵ月前に考えたのですが、まだほとんど実行できていません。
今は、音声入力で記事を書き、その修正と校正を右手だけのキーボード入力で行っています。
でも、自分で爪を切ることができたのですから、努力すれば左手も使ってでキーを操作することもできるようになると思います。
今後、少しでも左手を使いながらキーボード入力するように心がけていきたいと考えています。
この記事も、おおまかなところは音声入力で行い、修正と校正をキーボードで行っていますが、ほんの少しだけ左手も使っています。
まだ、ほんのよちよち歩きの赤ん坊のような状態ですが、それでも左の指でキーボードを押すというのはとても嬉しい感じがします。
そういうことで今日はとても気分が良く、楽しく愛犬マロンと遊ぶことができそうです。
誰に感謝というのでもないのですが、本当にありがとう。
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