21日で緊急事態宣言を解除
政府は新型コロナウィルス特別措置法に基づき首都圏の1都3県に発令中の緊急事態宣言を期限通り21日までに解除することを決定しました。
内閣官房の集計によると、病床使用率は緩やかながらでも改善傾向にあり、解除の目安である「ステージ3」の上限50%を切り、下限の20%に近づいています。
こうした考えから3度目の宣言延長は見送られることになりました。
こういった説明は、説得力がなく相当苦しい
本当のところは、緊急事態宣言を延長してもこれ以上の効果は期待できないということに尽きると思います。
政府・自治体としても国民に自粛をお願いするだけで、ロックダウンといったような強い対策を取れないというのが本音でしょう。
東京都は、飲食業に対して自粛命令(罰則付き)を発令しました。
政府の対応は、つまるところ、感染の拡大はある程度やむを得ないと判断した上のことでしょうが、この感染拡大が「ある程度で収まる」という事は無いのではないでしょうか。
変異株が猛威を振るう第4波が迫ってきているような気がします。
宣言解除に専門家の反対はゼロだった!!
緊急事態宣言を解除するにあたり、政府が意見を求めた諮問委員会で反対する人がゼロであったということで、臣茂会長もこれには驚いたようです。
しかしながら専門家の意見では、宣言解除は致し方のないことではあるが、リバウンド(感染の再拡大)が起こる可能性が極めて大きいので、政府・自治体には強い対策をとってもらいたいという気持ちを明確に持っていたそうです。
第4波につながる変異株
感染力が強いとされる新型コロナウィルスの変異株が国内でも広がってきています。
水際対策が効いてきた一方で、21日までに国内では16都府県で130人の感染者が確認され、3週間で5倍に増えています。
変異株かどうか調べられているのは感染者全体の1割に満たない状態ですから全体像は全く見えていません。
専門家は第4波につながる可能性が強いと危機感をあらわにしています。
これらの変異株は感染力が強いので、臣茂会長のいうように早晩従来型に取って変わるとのは当然のことでしょう。
ここで怖いのは、感染力が強いのでそれだけ患者数も爆発的に増えてしまうということです。今の段階でも少しずつ感染者数が増えてきています。
ここに、感染力が強い変異株が猛威をふるってくると、第4波がやってきて手のつけられない状態になるような気がしてしまいます。
専門家や政治家、マスコミも取り上げない
第4波がやってきて手のつけられない状態になるとは、マスコミも専門家も政治家も口にしません。
批判されるのを恐れているのでしょうか。せめてマスコミくらいは、批判を恐れずに真正面からこれに対して意見を述べて欲しいものです。
マスコミもしばしば恐怖を煽っているようなところも見受けられますが、私たちは自分で判断して正しいと思った行動をとるのが大切であり、正しく恐れることが大切なことだと思います。
恐れているだけでは、何事も前には進みません。
恐れるべきところは正しく::恐れ、恐れなくてもよいところは恐れないことが大切になってくると思います。
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