【リラックスしよう】脳梗塞の後遺症で、左腕に痺れと痙縮があります。身体が少し不自由ですが、無理をしないでリラックスしてのんびり生きるようになりました。

脳を休ませて心身ともにリラックスしよう

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疲れきった脳を休ませて心身ともにリラックスしよう

忙しく働いている現代人は、「職場を離れてもなかなか気持ちが休まらない…」という人が少なくありません。

休日に体を休めても、なんとなく疲労感が取れずに悩んでいる人も多く見られます。

これは脳が休めていないという危険信号です。

脳を休めないと「うつ」などの重大な病気の引き金になる場合があります。

ここでは脳を休めてリラックスし、心身の疲れを癒す方法を解説していきます。

脳はどんな時に疲れるか?

脳が疲れを感じるのは、目の前で起きていることと脳の働きの間にミスマッチが起きているときです。

脳内では、随時、何かに集中しているときに働く「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク」と、何もしないでぼんやりしているときに働く「デフォルトモード・ネットワーク」というネットワークの間で切り替えが行われています。

例えば、人と会話をするときには、実行型ネットワークである「セントラルエグゼクティブネットワーク」が働きます。

会話を終えて、目線を外したり、瞬きしたりするときには「デフォルトモードネットワーク」に切り替わり、会話の内容を頭の中でまとめて、次の話題に話をもっていくことができるようになります。

この脳内のネットワークの切り替えがスムーズに行われているときは、脳の消費エネルギーが少なくて済みます。

しかし、ネットワークの切り替えがうまくいっていないときには、1対1で会話をしているのに、話の内容とは無関係のことが頭に浮かんできて、話の内容が全く頭に入ってこないというようなことが起こります。

これは、話を聞いてはいるのですが、脳内で「デフォルトモード・ネットワーク」が働いてしまっているからです。

こうした脳内のネットワークのミスマッチが続くと、脳の疲労感が蓄積されていくことになります。

脳にとってよい刺激とリラックス方法

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脳を過度に働かせないために知っておかなければならないことは、脳は省エネを目指す「内臓」であるということです。

脳は、使えば使うほど能力が向上すると考える人が多いのですが、これは誤りです。

脳は、これまでの経験をもとに、次の行動を予測するのですが、物事が予測通りに動いてくれる場合にはエネルギーの消費を抑えることができます。

そういった意味においても、新しいことをすることが必ずしも脳のリフレッシュにつながるとは限りません。

今まで一度もやったことがないのに、朝から普段取らないような食事をして、ランニングを始めるなどというような、普段とは全く違うようなことをいきなりやると、予想しない行動に脳が疲れてしまいます。

脳のエネルギーを消費しないようにしようとして作られているのが、日々の習慣といえます。

自分の意思ではなく、省エネを目指す脳が勝手に習慣化していくのです。

望ましい習慣を身に付けたいときには、習慣の一部に新しいものを取り入れることで達成されます。

未知の状態が50%で、既知の状態が50%と半々になっているのが、脳が一番やる気になる状態であるといわれています。

例えば、普段在宅ワーク中の休憩をベッドの上でしているのなら、別の場所で休んでみる。

ネットを見る時間も、朝は見ないで昼過ぎからにするなどのように、時間を変更することなどが考えられます。

場所を変えることや、順番を入れ替えることは比較的簡単にできます。

場所を少し変えただけで、ダラダラするつもりが、横になっているのが嫌になり動きだしてしまったりします。

また、時間を変えただけで、無駄にネット情報を見なくなったりすることに気づく場合がよくあります。

最近では、教材のオンライン化が進むに伴い、朝を勉強する時間に充てるという人が増えています。

しかし、これはなかなか続かないようです。

その理由は、朝起きたらまず顔を洗い、朝食をとり、仕事を始めるという習慣が根付いてしまっているからです。

このような時、朝起きたら真っ先にパソコンの前に座って、オンライン事業を一区切りやってみるというのは、意外とうまくいきます。

これは、導線を変えるというだけのことなので、それほど脳に負荷をかけないからです。

脳には、5分、10分、90分と言う集中の区切りがあります。

したがって5分やって気分が乗らなかったらすんなり止めてしまうのが、脳の特性に合ったやり方です。

休みの日に実践するべき「休み方の再設定」

新型コロナの影響で在宅ワークが増えたため、「朝起きることができない」という人が増えてきています。

「通勤する」という外部からの強制力がなくなってしまったので、起床するリズムを自分で作らなければならなくなってしまっていることが原因の一つです。

これまでは、「朝起きて会社に行かなければならない」という強制力があることで、就寝中、明け方に向けて血圧は緩やかに上がっていました。

予定があるときに、必要以上に早く起きてしまったりするのは、外からの刺激によって準備体制が作られているからです。

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睡眠や活動のリズムは自分で作っていくもの

これを達成するためには、「外部からの強制力で起きよう」と言う発想自体を変える必要があります。

元来、24時間は自分で管理するもので、睡眠や活動のリズムは自分で作り上げていくものです。

脳は、朝起きてハイパフォーマンスになり、昼過ぎにローパフォーマンスになり、夕方にまたハイパフォーマンスになり、夜にはローパフォーマンスになるというように二つの山があります。

起床してから4時間後は、脳波の活動が一番活発な時間です。

その時間帯に重要な作業をできるようにするには、起床する時間を自分で管理する必要があります。

脳は、起床時間が揃わないと就寝時間が揃わないという仕組みを持っていますので、就寝時間にはこだわらずに、休日と平日の起床時間を一致させるように心がけてください。

起床時間を一定にするだけで、生産性が上がるというデータもあります。

それだけ、起床時間を一定にすることが重要なことであることがわかります。

昔から、「早く寝て睡眠をとることが大事である」という道徳観を教わってきたのですが、これには何の科学的根拠もありません。

脳にとって重要なのは、「早起き早寝」です。

起床時間が3時間以上ずれると、精神面に不調をきたします。

したがって、起床時間の差を3時間以内にすることがメンタルヘルスには重要な目標となります。

脳に限らず、なんとなく心が疲れていると感じる人は、まず起床時間を揃えることから実践してください。

まとめ

睡眠や活動のリズムは自分で作って行くものです。

これを達成するためには、「外部からの強制力で起きよう」と言う発想自体を変えてください。

とにかく早寝をすればよいとい言う先入観や、長年の習慣を見直して、実験してみること。

そしてそれが自分に合うものであれば、新しい習慣として取り入れるということが大切です。

参考にさせていただいたサイト:脳の専門家に聞いた「疲れ切った脳を休ませる」ベストな方法

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