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恐ろしいコロナ後遺症「ブレインフォグ」

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コロナ後遺症「ブレインフォグ」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかった人のなかには、回復後も強い倦怠(けんたい)感があったり、頭がぼうっとする「ブレインフォグ」に悩むケースが多くみられます。

「ブレインフォグ」は、新型コロナウイルス感染症がもたらすさまざまな症状の中で、原因の解明が進んでいないもののひとつです。

ブレインフォグとは、頭にモヤがかかったような、ぼんやりした状態になる症状のことです。

重症患者に起こる可能性があり、COVID-19からの回復後も長期にわたって後遺症として残る場合があります。

また、この「ブレインフォグ」の症状は周囲の人には非常に理解されにくく、「気のせいだろう」と思われがちであることも、後遺症で苦しんでいる人にとってとても辛いことでしょう。

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一般的なブレインフォグの症状

もっともよくある症状は、頭が冴えない、焦点を合わせたり集中したりすることができない、物事を覚えたり記憶したりすることに支障がある、考えるのが遅い、言語あるいは言葉を見つけるのに苦労する、あるいは、不器用(粗忽)だと話す人も多いが、空間移動がうまくできないことなど多岐にわたります。

脳のどの部分が影響を受けているかによって、脳の疲れ、消耗、苛立ちなどを感じる場合もあります。

ブレインフォグの症状は現れたり消えたりしますが、頻繁に起こると、生活の質や恋人との関係、仕事を阻害してしまい、重要なのは通常の機能を強制的にさせてしまうことです。

一般的なブレインフォグの症状を取り除くには

生活における4つの領域で習慣を変えると脳の健康を増進し、ブレインフォグを一掃することができます。

それは、睡眠、ストレス、栄養、そして精神的フィットネスを含めたエクササイズです。

新しく健康的なパターンを作るには、習慣とはどのように形作られていくのかを理解することが役立ちます。

まず、トリガー(引き金)となるものがありあす。

これは1日のある時間、人、場所、気分、匂いなど、ほぼ何でもなり得ます。

その行動やご褒美として、食べることやお酒を飲むこと、エクササイズ、外出すること、ソーシャルメディアをチェックすることなどがあるかもしれません。

このひと続きが、時間が経つにつれてルーティンになります。

トリガーとご褒美が組み合わさって期待感が生まれ、強い欲求に発展して、習慣が作り出されるのです。

一旦、脳に組み込まれると(根付くと)、習慣はいつでも、特にストレスを受けている間は再開されます。

嬉しいことに、新たに強い欲求を育て、健康的な習慣を作るのは比較的簡単です。

例えば、一定の時間に就寝するようにしたい場合は、例えば午後11時をトリガーにします。

これを携帯のアラームをセットすることで補強。毎晩、就寝前のご褒美として、お気に入りのボディローションを塗る。

その香りや、つけた時の感覚を1日中考えることで、強い欲求に高めることができます。

コロナ後遺症によるブレインフォグの症状

新型コロナに感染した英リバプール熱帯医学校のポール・ガーナー教授は2020年5月、医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)の投書欄に、

「約7週間にわたって体調はジェットコースターのように乱高下し、大きな感情の波と極度の倦怠感に繰り返し襲われた」

と、新型コロナの後遺症に関するこんな体験談を投稿しました。

長期にわたる倦怠感は、新型コロナの後遺症の中で最も頻度が高いものです。

中国・武漢の研究チームが1月に英医学誌ランセットに発表した退院患者のアンケート調査では、約1700人のうち6割以上が発症から半年たった後も倦怠感や筋力の衰えを感じると答えています。

全身性の極度の疲労やブレインフォグは「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)」という病気でよくみられる症状です。

通勤や買い物などの日常的な活動の後に極度の疲労が起こり、睡眠障害や記憶障害、集中力の低下、自律神経障害などが起きます。

最初の発症は発熱やのどの痛みの後に起こることが多く、呼吸器に感染するウイルスが引き金となって起きる疾患と考えられてきました。

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コロナウイルス感染症がもたらす後遺症「ブレインフォグ」の原因を解明か!

こうした中、米ジョンズ・ホプキンス大学のDavid Nauen氏らは、COVID-19死亡患者の脳内に極めて特殊な細胞の塊を発見し、これがブレインフォグを神経学的に説明するための手掛かりになる可能性のあることを、「JAMA Neurology」に2月12日報告しました。
Nauen氏のグループは、COVID-19に罹患して死亡した15人の患者の剖検で得られた脳組織を分析しました。また、新型コロナウイルスに感染していないが、脳に低酸素虚血性の変性が生じている2人の患者の脳組織についても調べています。その結果、驚くべきことに、COVID-19罹患患者の脳には、炎症やリンパ球の浸潤といった脳のウイルス感染の典型的な兆候がいっさい認められませんでしたが、約3分の1(33%)の患者の脳の毛細血管に、巨核球と呼ばれる細胞が存在することがわかりました。これに対して、非感染患者の脳組織には、巨核球は確認されませんでした。Nauen氏は、「巨核球は通常、赤血球などの血球を作る骨髄に存在する。脳の毛細血管は脳全体に酸素を運ぶ微細な管のようなものなので、そこに巨核球を認めるというのは、通常ではあり得ない。たとえて言うなら、自宅の細い配管にフットボールが詰まっているのを見つけたようなものだ」と語っています。それでは、脳内の巨核球がCOVID-19患者にブレインフォグをもたらしているのでしょうか?

この点についてNauen氏は、「因果関係を証明するには至っていない」と強調しています。

その上で、「脳の毛細血管に巨核球を発見したのは第一歩だ。次は、なぜ脳に巨核球が存在しているのか、どのような伝達経路で巨核球が脳に送られたのかを明らかにする必要がある。また、巨核球の存在が脳卒中リスクを高めるのか否かなどの問題についても検討する必要がある」と話しています。

なお、今回Nauen氏らが調べた患者の中に、脳卒中を発症した人はいませんでした。

しかし、「毛細血管の複雑なネットワークは綿密に調節されている。万一、遮断された場合、血圧が上昇して、脳卒中リスクを高める可能性はある」と同氏は指摘しています。

参考サイト:Autopsy Study May Explain Why Some COVID Survivors Have ‘Brain Fog’

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